上部消化管内視鏡検査は、年間約700例行っております。大半を直径5mm程度の経鼻内視鏡を用いて検査を施行しており、腫瘍性病変に対する組織検査やピロリ菌の有無についての検査を行っております。ご希望により鎮静剤を用いてさらに苦痛を少なくすることにも対応しております。 一方、経口による内視鏡検査は、経鼻内視鏡を患者様のご希望により経口から挿入する場合や直径10mm程度の経口挿入用内視鏡によるポリープ切除・異物除去・止血術といった内視鏡的治療を行っております。 下部内視鏡検査は年間約300例行っており、鎮痛剤を用いて苦痛を少なくするよう心掛けております。 原則、日帰りで検査を行っておりますが、ご高齢で自宅での前処置(検査前の食事・内服薬、下剤の服用)に不安のある場合などは、前日入院での検査にも対応しておりますのでご気軽にご相談下さい。 検査の際に切除すべきポリープを認めた場合には、大きさ1cmぐらいまでのものはその時点で切除して1度の検査で終わるようにしております。この際、治療後1泊入院して経過観察するなど安全に配慮しております。 |
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