患者さんへのお知らせ

患者さんの権利と守っていただく事項

患者さんの権利

独立行政法人国立病院機構南岡山医療センターは、患者さんの権利を確認し尊重します。

  1. 患者さんは、いかなる差別もなく平等に良質な医療を受ける権利があります。
  2. 患者さんは、十分な説明を受けた後、治療法などを自らの意志で選択をする権利があります。
  3. 患者さんは、自身の診療情報および個人情報を保護される権利があります。
  4. 患者さんは、いかなる状態においても人間の尊厳を尊重されて、その生を全うする権利があります。
  5. 患者さんは、自ら受けている医療について、当病院の規則に従った方法により、情報の開示を受ける権利があります。
  6. 患者さんは、他の医師の意見(セカンドオピニオン)を受ける権利があります。
  7. 患者さんは、医療費の明細、医療費の公的援助について、その情報を受ける権利があります。

患者さんにご協力頂きたい事項

患者さんと病院の双方が、お互いに尊敬し協力し合って、初めて最高の医療サービスが可能となります。そのために、患者さんは次の事項をお守りください。また、当院は医療者の教育研修をおこなっていますので、ご理解・ご協力をお願い致します。

  1. 自分自身の健康に関する情報は、出来るだけ正確に、詳しくお教えください。
  2. ご自身の受けられる医療行為については、十分な説明を受けた後、納得の上、その医療行為を、「受ける」、あるいは、「受けない」ことを選択してください。
  3. 身体的不調を感じた時は、即座にお知らせください。
  4. 病院内では礼節を守り、他の患者さんに対する思いやりを忘れないでください。
  5. 病院の器物は大切に扱ってください。
  6. 病院内では、禁酒・禁煙を守ってください。
  7. 病院での医療提供に支障をきたさないよう、医療費の支払いはすみやかにお願いします。

入院生活での基本的なルール

  • 管理棟(3F)職員宿舎地帯への立ち入りはご遠慮ください。
    また、感染症病床に入院中の患者さんは一般病棟への立ち入り、一般病棟入院中の患者さんは感染症病床への立ち入りを禁止していますのでご注意ください。
  • 病棟を離れる時は、その旨を看護師へお伝えください。また、保管庫の鍵は必すお持ちください。
  • 動物、ペット類を持ち込まないでください。又、野犬、野良猫、鳥などにえさを与えないでください。
  • 鋭利物(ハサミ、爪切り、果物ナイフ等)の持ち込みは禁止します。使用される場合はスタッフステーションにお申し出ください。)
  • 院内の樹木をみだりに傷つけたり、採取したりしないでください。
  • 院内、特に病棟内ではお静かに願います。テレビ・ラジオ等はイヤホンをご使用ください。
  • 収納場所が狭いので、入院生活に必要な最小限度の物品以外はお持ちにならないでください。
  • ベッド周辺はもとより、廊下等に私物を放置したり汚したりしないようお願いします。
  • 自家用車を乗り入れての入院は、外来患者さんの駐車場確保のため、固くお断りします。
  • 賭博行為や患者間の金銭貸し借り、物品の販売、勧誘はトラブルの原因となりますのでご遠慮ください。
  • 広告、宣伝物の配布や掲示は病院の許可が必要です。
  • 入院生活の規律や風紀を乱すような言動または宗教を他に勧めることは、お断りしております。
  • 当院では職員への心づけ等は一切お受けしておりませんので、お気遣いのないようお願いいたします。

※以上の病院のルール(決まりこと)及び個々の病棟の取り決めをお守り頂けない場合や、万一、次のような不適切な行為があった場合、診療不可能と判断し退院して頂く場合がありますので、予め十分にご理解いただき、適切な医療の提供にご協力くださいますようお願いいたします。

  • 他の患者さんや職員に暴力を振るった場合、もしくはそのおそれが強い場合。
  • 大声や暴言、脅迫的言動で他の患者さんに迷惑を及ぼし、或いは病院の業務を妨げた場合。
  • 解決し難い要求を繰り返し行い、病院の業務を妨げた場合。
  • 病院の機器備品・設備等を故意に破損した場合。
  • その他、上記に類似する行為(カスタマーハラスメント、セクシャルハラスメント、ストーカー行為等)があった場合。