食品の表示

強調表示

栄養成分やエネルギーについて「高」「低」「無」など量を強調して表示するものをいいます。 例えば「低カロリー」「無脂肪」「カルシウム強化」などです。 何気なく目にしている表示、もしかしたら購入する時の食品の選択の目安にしているかもしれない、この強調表示には2種類の基準があります。それが絶対表示相対表示です。

絶対表示と相対表示

絶対表示は、栄養成分ごとに食品100gあたり(飲料の場合は100mlあたり)の基準値が定められています。相対表示は、ほかの食品と比べてどのくらい多いか、または少ないかという表示です。

絶対表示の例
栄養成分を多く含んでいることを強調する表示の基準
栄養成分 <第1欄>多、強化、増など高い旨の
表示をする場合は、次のいずれかの
基準値以上であること
<第2欄>源、供給、入りなど含む旨
の表示をする場合は、次のいずれかの
基準値以上であること
食品100gあたり
( )内は液状100mlあたり
100Kcal
あたり
食品100gあたり
( )内は液状100mlあたり
100Kcal
あたり
食物繊維 6g(3g) 3g 3g(1.5g) 1.5g
たんぱく質 14g(7g) 7g 7g(3.5g) 3.5g
カルシウム 180mg(90mg) 60mg 90mg(50mg) 30mg
3mg(1.5mg) 1mg 1.5mg(0.8mg) 0.5mg
ビタミンA 600IU(300IU) 200IU 300IU(150IU) 100IU
ビタミンB1 0.3mg(0.15mg) 0.1mg 0.15mg(0.08mg) 0.05mg
ビタミンB2 0.42mg(0.21mg) 0.14mg 0.21mg(0.11mg) 0.07mg
ナイアシン 5.1mg(2.6mg) 1.7mg 2.6mg(1.3mg) 0.9mg
ビタミンC 15mg(8mg) 5mg 8mg(4mg) 3mg
ビタミンD 30IU(15IU) 10IU 15IU(8IU) 5IU
栄養成分が少ないことを強調する表示の基準(一部抜粋)
栄養成分 <第1欄>無、ノン、~レスなどその栄養成分が含まれていない旨の表示は、次の基準値に満たないこと <第2欄>低減、控えめ、カットなどその栄養成分が少ない旨の表示は、次の基準値以下であること
食品100gあたり 食品100gあたり
( )内は液状100mlあたり
熱量 5kcal 40kcal(20kcal)
脂質 0.5g 3g(1.5g)
糖類 0.5g 5g(2.5g)
ナトリウム 5mg 120mg(120mg)

その他 飽和脂肪酸、コレステロール

栄養表示基準制度(平成8年5月施行)より

午前 8:30~11:00
※午後は診療科により診療時間が異なります。

土日・祝祭日
年末年始(12月29日~1月3日)