「メタボリック症候群」って、なに?
「内臓脂肪の蓄積」のある、生活習慣病(脂質異常症、高血圧症、糖尿病など)を複数発症した状態のことを「メタボリック症候群」といいます。動脈硬化に基づく心筋梗塞や脳梗塞などの疾患を防ぐためには、「内臓脂肪」を少しでも減らすことが重要です。内臓脂肪を減らすために、食事療法や運動が大切です。
「メタボリック症候群」の診断基準
食事療養のポイント
お腹の脂肪が気になりだしたら? | 脂質異常症・高血圧症・糖尿病が疑われたら? |
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カロリーのとり過ぎに注意 食事は1日に3回、腹8分目で。 悪い脂肪から良い脂肪へ 特に肉類やお菓子に含まれる脂質を控え、魚を食べる回数を増やす。 ![]() |
グリセミック指数の低い食べ物を (血糖値をゆっくりと上げる食べ物) 精白されていない穀物を食べる。 (全粒粉のパンやライ麦パン、玄米など) 野菜・海藻・きのこなどをふんだんに摂る 食物繊維は、コレステロールを排泄しやすくする。 食塩は1日6g未満に 食塩を、現在の半分程度の量に抑えるように。 アルコールはできるだけ控えめに アルコールは中性脂肪を上げる。 |