概 要
幅広い診療内容と専門性を重視した診療体制
当院では、様々な呼吸器感染症から、肺癌、呼吸不全、気管支喘息、間質性肺炎、睡眠時無呼吸などの幅広い呼吸器疾患に対処できるよう、それぞれの専門分野の医師を中心に診療を行い、週1回呼吸器カンファレンスを開催して相談症例や気管支鏡検査の検討を行って、呼吸器・アレルギー内科スタッフ全員で取り組む診療体制をとっています。
呼吸器学会専門医・指導医、アレルギー学会専門医・指導医、呼吸器内視鏡学会専門医・指導医、結核病学会指導医など、呼吸器診療に関する充実した専門医体制を敷き、さらに、呼吸器外科、放射線科、耳鼻咽喉科の各専門医とも協力して診療を行っています。また、院内の多数の呼吸療法認定士(看護部、リハビリテーション科、臨床工学士)が積極的に呼吸器診療に関わり、診療全体の質を向上させるように図っています。
各分野におけるチーム医療の展開と継続
医師、看護師だけでなく、リハビリテーション療法士、臨床検査技師、薬剤師、栄養士、臨床工学士、ソーシャルワーカーと連携して、患者様の全人的なサポートを病院全体で目指していますが、特に、呼吸リハビリテーション、肺癌、結核、アレルギーの診療分野では、その特徴に応じたチーム医療活動を行っています。それぞれの職種が明確な役割意識をもって診療に当たり、カンファレンスを行いながら意思統一を図り、入院から退院、外来診療までの継続した医療を行うチーム医療を実践しています。
また、診療のカンファレンスだけでなく、各職種間の勉強会、対外的な研修会を数多く開催して、知識、意見の交流を図り、学会活動を積極的に行い、診療レベルの向上にも努めています。