• 認定看護師・専門看護師の紹介

認定看護師・専門看護師・特定看護師の紹介

感染管理認定看護師

感染管理認定看護師として、免疫力の低下した患者さんやその家族、面会者、そして病院で働く職員を感染症から守るため、感染対策の専門家として組織横断的に活動しています。感染対策の基本である手指衛生について、医療従事者として正しい方法、タイミングを理解しておくことはとても重要なことです。医療現場で正しく実践できているか確認と指導もしています。
活動内容を関連する学会等で発表し、常に新しい情報が得られるよう、自己研鑽にも努めています。

緩和ケア認定看護師

緩和ケアとは、すべての苦痛を抱える患者・家族の方の心と体のつらさを和らげ、その人らしい生活を支援することです。誰もが受ける権利があります。私の仕事は、つらさをありのまま、まずはお聞きし、つらい症状に対して医療チームみんなで考え、患者さん・家族の方の希望を元に、薬剤の調整や生活の工夫をアドバイスすることです。

摂食・嚥下障害看護師

「安全に口から食べる」ことを支援するために、患者さんの摂食・嚥下機能や栄養評価を行い、安全に食べるための介助方法の検討や食事形態の調整などを行っています。またスタッフや患者・家族指導、栄養サポートチームとしての活動等に取り組んでいます。

認知症看護認定看護師

現在、岡山県の人口の約3人に1人は65歳以上の高齢者であり、2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人は認知症といわれ、今後も増加するといわれています。
認知症の方・ご家族が安心して入院生活を過ごしていただけるよう療養環境を整え、認知症の方の意思を尊重し、その方に合ったケアが提供できるよう病棟看護師とともに取り組んでいます。
また、当院には認知症ケアチームがあります。
入院時から多職種で連携し、療養生活をサポートさせていただきます。

小児看護専門看護師

当院は神経筋難病、重症心身障がい児(者)の療養病床を有しており、療養中の多くの患者さんが呼吸管理を必要としています。特定行為とは、医師の包括的指示のもと診療の補助行為が実践でき、いつも患者さんのそばにいる看護師だからこそ気づく異変に、いち早く対応することができます。患者さんが苦痛なく安心して療養できるよう、特定行為を実践していきたいと思います。

学会認定看護師の紹介

難病看護学会認定難病看護師

「難病看護師」として、難病患者自身が病気の進行に合った療養生活が受けられるよう、患者家族及びスタッフに助言支持していく役割があります。病気が進行していくと、呼吸・食事・日常生活等の様々な場面で、医療処置の選択が必要な時期が訪れます。私達は患者さんの「その人らしく生きることを支える」ため、専門的知識を生かし、患者さんに寄り添い、笑顔で生活できるよう積極的に支援しています。

日本アレルギー疾患療養指導士

喘息やアトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の治療や管理に関する専門知識を有し、患者さんや家族への指導スキルを兼ね備えたコメディカルスタッフです。医師と協調してチーム診療を行うことにより、標準的で良質なアレルギー医療を提供します。

日本静脈経腸栄養学会認定NST専門療法士

食事と私たちの健康は大きく関係しています。健康な生活にはおいしく食べられることが必須です。また病気の時に何を食べるかは病状の回復を左右します。
体のための栄養補給だけではなく、心も満たされる栄養補給を考え、子供から大人まで全ての患者さんに必要な栄養を摂ってもらい、笑顔を保ってもらいたい。そして最期まで食べたいものを食べられる環境作りを目指して、栄養サポートチームの一員として活動しています。

日本小児臨床アレルギー学会認定看護師小児アレルギーエデュケーター

食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息に関する高度な知識を持つスペシャリストとして入院中や外来、地域において患者さんとその家族のライフスタイルに合わせた効果的なケアの提供や指導、アドバイスなどを行っています。

日本糖尿病療養指導士(CDEJ)

外来で糖尿病患者さんとの関りの中で一緒に食生活を振り返り、治療が継続できるよう支援しています。患者さんの食生活等についてお聞きし、自己注射・自己血糖測定の指導、糖尿病の合併症について、フットケア、歯科・眼科受診の必要性などの説明をさせていただきます。指導では、患者さんの話を傾聴し、どんな些細なことでも頑張っていることを見つけ、意欲を失わないように心がけています。そして、患者さんと生活改善のために一緒に目標を考えるようにしています。

日本消化器内視鏡技師学会認定看護師

私が消化器内視鏡技師の資格取得を目指したのは、患者さんが安全に苦痛なく検査が受けられるようにもっと自分にできることはないかと思ったからです。資格取得したことで自信がつきやりがいにつながっています。内視鏡診療に携わるエキスパートとして消化器内視鏡診療に関わる研究会の研修に参加するなど、自己研鑽に努めています。
当院の内視鏡では地域の方々の人間ドッグ、町健診や治療を行い、障害をお持ちの方でも身近に消化管内視鏡検査が感じられるよう安全で安心な活動をしています。