概 要
業務内容
情報の収集と分析
患者様に影響はなかったが、医療事故につながりかねないヒヤリとしたりハッとした事例を、体験した職員が報告し、その原因を分析し改善提案を出しています。
医療安全に関する体制づくり
各職場では医療安全推進担当者(セーフティーマネージャー)が中心となり、医療安全に関する活動を行っています。また、その担当者が参加する組織横断的な会議を定期的に開き、医療安全に関する情報交換、改善策の周知徹底を図っています。
医療安全に関する最新情報の把握
他病院における事故事例や提言など、インターネット等から最新情報を得て、職員に伝達し、当院の医療現場の見直しに役立てています。
職員教育
全職員へ、医療安全のための教育・研修を企画し運営しています。
改善事例
化学療法(抗癌剤)における安全体制整備
抗癌剤投与に関して、化学療法スケジュール用紙に基づき、主治医以外の化学療法専門医と薬剤師が内容に誤りがないか確認しています。
禁忌薬の自己防止対策
薬によりアレルギー症状が出現する患者様には、医師が「禁忌薬カード」に薬剤名を記載、説明し、お渡ししています。診療録にも、禁忌薬について、わかりやすい表示をしています。
誤認防止対策
患者様を誤認して、治療や検査を行わないために、職員はフルネームで確認しますが、同時に患者様にもお名前を名乗っていただく運動をすすめています。ご協力よろしくお願い致します。